心の記事2

便利なもの。楽になる。時間が短縮される。我慢不要になる。心地よくなる。より稼げるようになる。
進めば進むほど、動かなくなる。考えなくなる。感じなくなる。見なくなる。触らなくなる。聞かなくなる。話さなくなる。人間の、さじ加減を忘れる。

便利なもの。出来るだけ避ける。メディアの誘惑に負けない。しかし、ふと手にとってしまう。覗いてしまう。便利になるということは何がおきているのか、その部分。一番大切なことを忘れてしまう。ふと、我にかえる。もう遅い。それを知ってしまった。脱するには多大な努力が必要となってしまう。

便利なもの。進むほど、原理が分からなくなる。それの意味、存在の意味、つながり、それらを見なくなり、たるんだ体は溺れてしまう。本当に大切なことを忘れてしまう。

便利との付き合い。この先、凄く大切になってくることの一つだと、考える。

心の記事1

  当たり前のこと。生まれた時から何も考えなくても、そうであること。それは、何も考えずにそれに対して目を向けなかったら当たり前に通り過ぎて、見えない。小さなことが、きっかけとなり、ふと気づく。疑問に思う。
  例えば、火。当たり前のように上を向いている。しかし、これは地球上に重力が働いているから。質量のないものは力の方向と逆に向くらしい。重力とは逆の上向き。また、車で急カーブ中ライターで試したら、火は内側を向く。遠心力の逆向きを向いているからだ。
  フィールドレコーディング。それは、特に音質を求めている訳ではなく、その行為が好きだ。気づくことのきっかけを与えてくれる。鳥の声。風の音。波の音。蛙の声。人工的な音。無音。人の声。川の音。様々な、多々な色んな息遣い。それぞれの波長が行き交う。あるとき、ふと息が会う。倍音が生まれる。また、耳が傾けている音。気づかなかった空間の音。それは、テープにしっかり張り付く。自分の視野がどれだけ狭いかが、思い込みの強さが、分かる。刺激を求め山登りも良い。旅も良い。でも、フィールドレコーディング。ぼくにとって大切な行為だな。

山川/夏の一周目

山川のCDR「夏の一周目」

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thousand leavesより出発しています。篠田くんに録音ミックスして頂き、ゴンゾさんと森くんに曲参加して頂き、浅田くんにジャケデザインして頂き、浜松の築100年平屋、東京の篠田君アパート、岩手の森くんおばあちゃんち、でお酒を飲みながらゆったりした空間の中で作成しました。

1.thunder bird

2.ぱらふるからそる

3.トゥッククルーン

4.よるよなか

5.new summer

6.白河夜舟

の六曲です。


ごあいさつ

山川と申します。
二人のユニットで曲を作ったり、演奏したり、録音したり、たまにライブさせて頂いたりしています。
この度、ライブなどの情報や何か二人が思ったことを公開したいと思い、山川のブログを開設させて頂きました。
宜しくお願い致します。